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シートカバーの汚れの種類と正しいお手入れ方法について

シートカバーの汚れの種類と正しいお手入れ方法について

シートカバーのお手入れ

愛車についた汚れの中には、簡単なお掃除だけでは取り除くことができず、場合によっては目に見えない部分に頑固な汚れがこびりついていることがあります。 その中でも、気になるマイカーの汚れといえば車内の「シートカバーについてしまう汚れ」です。 それでは早速、愛車に長く、そしてきれいに乗り続けるために覚えておきたい「シートカバーの正しいお手入れの方法」などについて一挙ご紹介します。

シートカバーのお手入れをするなら汚れの種類について知ることが先決!

愛車のシートカバーには、目に見える汚れもあれば、目立たない箇所についた汚れなどもあるため、正しいお手入れをするためには「1.汚れがつく原因」や「2.汚れがつきやすい箇所」、「3.汚れの種類」について知ることが先決です。

1.シートカバーに汚れがつく原因は?

シートカバーのお手入れを始めるまえに、まずは「シートカバーに汚れがつく原因」について押さえておきましょう。 愛車を運転する方がいくら気をつけていても、頻繁にドライブや旅行などで車を使う、ファミリーカーで家族や友人などを乗せるために車を使うといったときには、やはり気付かないうちに「シートカバー」に汚れがついてしまうことがあります。 例えば、「車の中で飲食をするとき」は食べ物やお菓子のカスがシートカバーの溝に落ちてしまったり、飲み物をこぼしてシートカバーにシミがついてしまったりということがあります。 ほかにも、「雨の日や雪の日」に外出先から戻った際には、泥や水などが靴についてしまい、その汚れがシートカバーに飛び散ってしまうこともあれば、「車内で喫煙」をすることでシートカバーに臭いが染みついてしまうといったことがあります。 また、いつも穿いている「デニムジーンズ」や「デニムジャケット」などの塗料が原因でシートカバーに色移りしてしまうこともあれば、夏場などの汗をかきやすい時期にはシートカバーが「汗」を吸い込みシミや汚れの原因になることもあります。 車のシートカバーに汚れがつく原因はこの他にも色々とありますが、シートカバーに頑固な汚れがついてお手入れが難しくなってしまうまえに、「シートカバーに汚れがつく原因になることは極力防ぐ」、または汚れたときには「早めに汚れを拭きとりきれいにする」といったことが大切です。


《主な原因》

  • ・車内で飲食したときの食べカス
  • ・雨や雪の日に付いた汚れの飛び散り
  • ・車内で喫煙による臭い
  • ・衣類による色移り
  • ・汗などのシミつき・・・等

2.シートカバーの汚れがつきやすい箇所とは?

車のシートカバーに汚れがつく原因をいくつか挙げましたが、続いては「シートカバーの汚れがつきやすい箇所」を特定して効率よくお掃除をするための工夫を行いましょう。 シートカバーの汚れがつきやすい箇所といえば、「シートカバー同士の隙間」です。車内で飲食をするときには食べ物のカスが原因で汚れてしまうことがありますが、この汚れが最も溜まりやすいのがシートカバー同士の隙間です。座席をあまり倒したり、動かしたりすることのない後部座席は特に食べカスなどの汚れが溜まりやすくなります。 また、座る回数が多い「運転席のシートの背もたれや座面」には、衣類の色移りや汗のシミなどがつきやすくなります。シートカバーはその構造上、汚れが目につきやすい場合もあれば、シートの隙間など普段は目に入りにくく手が届きにくい箇所もあります。 使用しているシートカバーの素材によっては簡単に取り外しができないタイプも多いことから、汚れがつきやすくなる原因を極力回避するための対処法を事前に押さえておくことが大切です。そして、それと同時に汚れを放置しないで、できるだけ早い段階で汚れを拭きとることが大事なポイントになります。


《汚れがつきやすい箇所》

  • ・シートカバーとシートカバーの隙間
  • ・シートの背もたれや座面・・・等

3.シートカバーにつく汚れには種類がある!

シートカバーのお手入れ

シートカバーにつく汚れの原因や汚れがつきやすい箇所について押さえたあとは、「シートカバーにつく汚れの種類」を知っておくとお手入れがしやすくなります。 車のシートカバーに起こる汚れの種類はいくつかありますが、特に多いのが食べ物やお菓子の食べカス、月日の経過とともに増えていくホコリや毛髪などの「固体系の汚れ」です。シートカバーの表面に固体の汚れが付いている場合もあれば、シートカバーの隙間に入り込んだ汚れもあります。 車内で飲食をするときには固体のものだけでなく、コーヒーやジュースなどを飲むことがあります。また、雨の日や雪の日には、泥水や雪が付いたままの靴で車に乗り飛び散ってしまった汚れもまた「液体系の汚れ」になります。 車内で喫煙を行う方や、ペットを連れてドライブをすることが多い方などは、シートカバーにタバコの臭いやペットの臭いなど、まさしく「臭い系の汚れ」がつくことがあります。 他にも、頑固な汚れの一つとして「油性系の汚れ」がシートカバーにつくことがあります。例えば、「油性マジックを誤って落としてしまいシートカバーに汚れがつく」、「ガムがシートカバーに付着してしまった」、女性であれば「口紅が何らかの拍子でシートカバーについてしまった」といったことです。このような油性系の汚れは、特にお手入れがしにくいことから十分に注意が必要です。さらに、人の汗や赤ちゃんの吐瀉物などが原因で付いた汚れは、「臭い系の汚れ」や目には見えない「菌系の汚れ」となる可能性があります。 ここで挙げている以外にも、シートカバーにつく汚れにはいくつか種類があるため、お手入れや対策を行う前にはその汚れがどういった汚れであり、どういった原因でついた汚れであるのかを確認しておくことが大切です。


《汚れの種類》

  • ・固体系の汚れ(食べかす、ホコリ、毛髪など)
  • ・液体系の汚れ(飲み物、雨水、泥はね、汗など)
  • ・臭い系の汚れ(喫煙、ペットの臭いなど)
  • ・油性系の汚れ(油性マジック、ガム、口紅など)
  • ・菌系の汚れ(汗、吐瀉物など)
  • ・シミ系の汚れ(汗、衣類の色移りなど)

シートカバーの正しいお手入れ方法やその主な手順について

大切な愛車をきれいに使っているつもりでも、気づかないところで汚れが発生していたり、小さな汚れが積み重なり大きな汚れになってしまっていたり、というケースがあります。 頑固な汚れほど掃除をしても簡単には取り除けなくなってしまうため、できることなら定期的に掃除をしておくことが重要です。 車のシートカバーにつく汚れの原因や、汚れの種類についてしっかりと押さえたところで、続いてはこれらの基本情報をもとに「シートカバーの正しいお手入れ方法」や、シートカバーに汚れをつきにくくするための「予防策」についてご紹介します。

シートカバーのお手入れ前に準備しておくアイテム

シートカバーにつく汚れの種類はさまざまですが、万が一汚れがついてしまったときでも焦ることがないように、以下のような「あると便利なアイテム」を事前に準備しておくと安心です。


  • ・掃除機
  • ・エチケットブラシ
  • ・雑巾
  • ・マスク
  • ・エチケットブラシ
  • ・ウェットティッシュ
  • ・除菌消臭スプレー
  • ・シートカバー専用クリーナー
  • ・重曹
  • ・歯ブラシ・・・等

お手入れ(1)お手入れ前には窓を開けておく

車のシートカバーには、固体系の汚れをはじめ、液体系や臭い系、油性系、菌系など、さまざまな種類の汚れが付着していることがあります。 そのため、お手入れをするまえには臭いや汚れが飛び散ることを想定して「窓やドアをしっかり開けておく」ようにしましょう。 窓とドアを左右とも開けることで空気の流れが良くなることから、お天気の良い日などを狙って充分に換気ができる状態に整えてからお手入れを始めることが重要なポイントになります。


お手入れ(2)大きな固体系の汚れを掃除機で吸い取る

窓やドアを開けて充分な換気ができている状態を確保したら、まずは「大きな固体系の汚れを掃除機で吸い取る」作業を始めます。 掃除機はできれば持ち運びがしやすく、狭い車内でも簡単に作業ができるコンパクトなサイズの掃除機や、コードレスのハンディー掃除機などがあると便利です。車内で飲食したときに起こる食べ物の食べカスや、ホコリや毛髪などの大半の汚れは、掃除機を使うことで取り除くことができます。 また、固体系の汚れが溜まりやすいシートカバー同士の隙間などは、手作業で行うとするとどうしても効率が悪くなります。そのため、吸引力の高い掃除機、さらには狭い隙間にも入り込みやすい先端が細くなったノズルを使うことで、隙間に入り込んだ細かい汚れもきれいに吸い取ることができます。尚、掃除機で取りにくいホコリや毛髪は、エチケットブラシを使うと取り除きやすくなっておすすめです。 このように、目にも入りやすい目立つ固体系の汚れは日を追うごとに増えてしまうので、汚れを放置してしまうことなく定期的に掃除をすることが大切です。


お手入れ(3)頑固な汚れは専用クリーナーや重曹を使う

目に見える固体系の汚れをしっかり取り除いたあとは、液体系の汚れや油性系の汚れなどを落とします。 液体をこぼしてしまいシートカバーにシミが付いているときには、シートカバーの素材に合った「専用クリーナー」をはじめ、「重曹」があると汚れが落ちやすくなります。汚れが付着してしまっている部分に専用クリーナーな重曹をふりかえて、準備しておいた歯ブラシを使ってやさしくシミなどの汚れを落とします。


お手入れ(4)雑巾でシートカバーをしっかり水拭きと乾拭きをする

頑固な汚れを落としたあとは、シートカバー掃除の仕上げとして清潔な「雑巾」を使い「しっかり水拭きと乾拭き」をします。 シートカバーを水拭きするときには、雑巾に含まれる水分をしっかり絞ってから使うようにします。水気が多いことが原因で他にシミを作ってしまえば逆効果になるためです。 また、乾拭きをする際には、できるだけ素材が柔らかい雑巾を使うことをおすすめします。特に本革のシートカバーは非常にデリケートな素材であることから、柔らかい雑巾や布を使って拭き掃除をします。


お手入れ(5)除菌・消臭スプレーで菌系や臭い系の汚れ対策をする

ここまでのお手入れの作業が完了したら、最後に目に見えない「菌系の汚れ」や「臭い系」の汚れに対するお手入れを行います。 これらの汚れに対しては、「除菌・消臭スプレー」を効果的に使用します。汗などの汚れや吐瀉物などの汚れが原因で菌やウイルスが蔓延してしまう恐れがあるため、全体的な掃除が終わったら除菌スプレーをかけておくと安心です。 また、車内で喫煙をする、ペットもいっしょに乗るといった場合には、臭い系の汚れが非常に気になります。そういった時には、除菌スプレーのほか、消臭効果の高いスプレーを使うことで気になる臭いを消すことができます。