LIFESTYLE|人とクルマの暮らし
ラングラーを、自分だけのキャンプギアに。
キャンプも、撮影も。この一台に、好きな時間を積み込んで。
【愛車紹介】最強のキャンプギアに仕上がったJeepラングラーを紹介

FILM & PHOTOGRAPHY / Kyosuke | VISUAL ROAD STREAMER
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テントを載せる屋根。ペグをしまう車体の側面。リアゲートを開けば、カメラを置くテーブルも。Yoheiさんのラングラーには、キャンプと撮影のための工夫が、車の外にも中にも詰まっています。
荷物を運ぶだけでなく、好きな道具を選び、自分の使い方に合わせて車に手を入れる。キャンプと撮影を楽しむYoheiさんは、この一台をどう育ててきたのでしょう。Kyosukeさんの愛車紹介映像をもとに、パーツ選びと日々の使い方をたどります。
01 / WHERE IT ALL BEGAN
始まりは、給油口の小さなカバー。

Yoheiさんの愛車は、2021年式のJeepラングラー アンリミテッド ウィリス。スポーツをベースにした限定モデルで、ボディはスティンググレーです。グレーの車体に黒いエンブレムやフェンダーを合わせた姿は、このウィリスがもともと持つ特徴。カスタムは、その姿を土台に重ねてきたものです。
今の姿からは意外ですが、買ったときはノーマルのまま乗るつもりだったそうです。最初の変更は、給油口のカバー。この車には納車時にカバーがなかったため、オプションを付けるなら、自分が気に入った社外品を選ぼうと考えたといいます。
選んだのは、内部が透けて見えるFURYのカバーでした。黒い枠の内側に給油口がのぞく、小さなパーツです。大きなタイヤや屋根の装備からではなく、給油のたびに触れる場所を、自分の好きな見た目に変えるところから始まりました。
01:52ごろ|ウィリスとスティンググレーの話 ↗
そこから少しずつ手を入れ、撮影時点で乗り始めておよそ4年。Yoheiさんが大切にしているのは、ラングラーのもともとの形を残しながらパーツを足すことです。どこまで変えるかだけでなく、どこを残すか。完成形を一度に決めず、気に入ったものを選びながら、今の姿になっていきました。
02 / GRAY & BLACK
色は絞って、造形は楽しむ。

足元には、Black Rhinoのホイール「ARSENAL」と、ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR X-MT」。深い溝のタイヤと、面のはっきりしたホイールが目に入ります。Yoheiさんがこのタイヤを選んだ理由のひとつは、その見た目。自分がかっこいいと思える姿であることも、装備選びの大切な基準です。
ホイールのディスク部分は、車体に合わせたグレーへ塗装してもらったそうです。自分で塗装したのは、フォグランプまわりのカバーやフック。全部を同じ色に塗りつぶすのではなく、黒い樹脂やタイヤを残したまま、ところどころにグレーを足しています。
前まわりでは、グリルやバンパーにも変更が加わっています。それでも車全体を眺めると、色数は増えていません。外付けの道具が多い一台だからこそ、グレーと黒という軸が、部品それぞれの形をひとつの姿にまとめています。
04:57ごろ|ホイールとタイヤの紹介 ↗

ドアハンドルのカバーとサイドステップにも、FURYのパーツを選んでいます。ハンドルには小さな段差やボルトのような意匠があり、黒い面の中に細いラインが通る。Yoheiさんが気に入っているのは、こうした質感や造形です。
ステップは、配管のように曲がったパイプと踏み面を組み合わせた形。Yoheiさんがずっと憧れていて、ようやく取り付けたパーツです。電動で動くものではなく、あえてこの造形を選んだ。乗り降りを支える道具でありながら、横から眺めた車の姿にも、好きな形を加えています。
03 / A PLACE FOR EVERY TOOL
車内に収まらないなら、外にも居場所を。

大きく見えるラングラーでも、荷室は思ったほど広くない。Yoheiさんはそう話します。家族でキャンプへ行く道具を積むには、車内だけでは足りない。そこで屋根や側面、背面タイヤの上へ、使える場所を少しずつ広げてきました。
屋根の上のAVA GEARの収納ボックスには、テントやタープを入れているそうです。かさばる道具を屋根へ移し、荷室とは別に収納場所を確保する。家族で使うキャンプ道具を積むために、車体の上も活用しています。
ボックスは前後の固定具(クランプ)で留めてあり、ロックを解除すると取り外せます。車輪も付いていて、地面へ下ろした後は転がして移動できるつくりです。屋根に置きっぱなしの箱ではなく、外して運ぶところまで含めた道具。収納する量だけでなく、荷物を扱うときの動きにも工夫があります。
11:36ごろ|ルーフボックスと固定部の紹介 ↗

車体側面のはしご(ラダー)には、RotopaXのボックスを固定しています。一方はペグやハンマーを入れる収納。反対側のよく似た形のものは、水タンクです。こちらには下部に蛇口があり、Yoheiさんはキャンプで手を洗うときにも使っています。
形が似たふたつの箱でも、役目はそれぞれ。テントを張る道具と、手洗いに使う水を、車の左右へ分けています。荷室の中にすべてをしまうのではなく、外で使うものを外に置く。車の周囲にも、道具を使うための場所ができています。


ボックスを支えるマウントは、Yoheiさんが依頼してつくってもらったものです。作り手は、動画の概要欄で紹介されている「ao_92jj」さん。ラダーと収納をつなぐ小さな部品まで、このウィリスのために選んでいます。市販の道具を組み合わせるだけでなく、自分の車に合わせて製作を頼む楽しみもあります。
背面タイヤの上にはGarvinのトレイルラックが張り出しています。キャンプではクーラーボックスを載せ、バンドで固定するそうです。リアゲートと一緒に動くので、ラックを付けたままゲートを開けられます。荷室で場所を取るクーラーボックスにも、車の外に積み場所を確保しています。

側面上部の長いケースには、車に取り付ける日よけ(オーニング)が収まっています。Rhino-Rackの「Batwing」で、車の後ろ側まで広げるタイプ。Yoheiさんはキャンプのたびに使っているそうです。使わないときは細長くしまい、停車先では車のそばに日陰をつくる。収納だけでなく、過ごす場所も車の外へ広がります。
04 / A WORKBENCH FOR THE CAMERA
荷室の横に、カメラの作業台を。

リアゲートを横に開くと、その内側から天板を下ろせます。ここに付けた折りたたみテーブルは、キャンプだけでなく、撮影のためのもの。Yoheiさんは、カメラを置いたり、レンズを交換したりするときに便利だと話しています。
撮影中にカメラをいったん置きたい。レンズを替えるために手を空けたい。そのたびに地面へ置いたり、三脚を組み立てたりしなくても、この天板が置き場所になります。撮影者のKyosukeさんも、そうした使い方に触れています。キャンプ用品を積む荷室のすぐ隣に、撮影のための作業場所をつくっています。
このテーブルは、ネットで探して取り付けたものだそうです。装着時には、ゲートの内側へ穴を開けて固定しています。普段はたたんでおき、使うときだけ天板を下ろす。大きな机を別に持ち出すのではなく、いつも乗っている車の一部を、撮影の道具に変えています。
17:02ごろ|テーブルを開いて使い方を紹介 ↗

荷室には、ベッドやチェア、ボックス類を積んだままにしています。キャンプのたびに全部を入れ直すのではなく、ふだんから道具が載っている。棚や床の間にも荷物が入り、外の収納と合わせて、限られた空間を細かく使っています。
この荷室に合わせたトランクマットも、カーショップコネクトと一緒に製作を進めていたもの。2026年9月6日の動画公開時点では、まだ開発途中と紹介されています。パーツを選んで取り付けるだけでなく、日々使う車をもとに、新しい道具をつくることにも関わっています。ここでは、その時点の製作の様子として紹介します。
05 / THE VIEW THROUGH THE DOOR
乗り込む瞬間にも、好きなデザインを。

ドアを開けると、黒いシートカバーの側面にグレー系のネイティブ柄が見えます。装着しているのはRefinad(レフィナード)の「ヘリテージフィールド」。ベースの色は、Yoheiさんが紹介しているストーンブラックです。
シリーズは、無地のヘリテージレザーをセンターに、カチナ生地のネイティブパターンをサイドに組み合わせたもの。Yoheiさんが気に入っているのは、柄が中央ではなく、側面に来る配置です。ドアを開けた瞬間に柄が目に入ることを、座面の横を指しながら話します。
座る面は無地のまま、横から眺めると柄が現れる。外装のように色をそろえるだけでなく、柄を見せる位置を選ぶのが、この車内の楽しみ方です。運転席へ乗り込む、その短い時間にも好きなデザインを置く。移動中だけではない、車との付き合い方が表れています。
19:04ごろ|シートカバーと柄の配置の話 ↗

ダッシュボード上には、カメラやスマートフォンを取り付けるためのバーがあります。クランプを使える場所をつくり、小型カメラなどを固定する。リアゲートの作業台だけでなく、車内にも撮影をする人らしい工夫が続きます。
車内には、両面テープで取り付けた社外パネルもあります。グレーになっている部分には、Yoheiさん自身で塗装した箇所も。ステアリングにはカバーを加えています。ダッシュボードの小さな部品や手元に触れる場所まで、一度に変えるのではなく、少しずつ自分の好みに合わせています。

カップホルダーには、Jeepのグリルを思わせる七本のスリット。これも、側面のマウントと同じ作り手へ依頼したものだそうです。削り出しの形と、車に合わせた小さな意匠。飲み物を置くための部品にも、自分の車として楽しめる部分を残しています。
06 / LIVING WITH THE GEAR
積んで、使って。便利さの先も見えてくる。

前席の背面には、GORDON MILLERのポケットを取り付け、小物やボトルを収納しています。大きな道具は荷室や車外へ、小さなものは座席の近くへ。どこに何をしまうかを分ける工夫は、車内でも同じです。
天井近くにもネットを張って荷物を収めています。ただし、収納が増えれば、頭上の空間はその分少なくなる。Yoheiさん自身も、荷物を入れた状態での狭さに触れています。荷物のために使える場所を増やす一方で、後席に座る人の余裕も考えたい。収納と居心地の兼ね合いが出てくる場所です。
後ろの見え方にも変化があります。道具を積むと後方を見通しにくくなるため、デジタルインナーミラーで対応しているそうです。荷物を載せる場所が決まったら、乗ったときの視界はどうなるか。収納の追加に合わせて、車内の装備も調整してきました。
20:56ごろ|後席の収納と天井ネットの紹介 ↗

車の外では、重さも悩みのひとつ。Yoheiさんは、キャンプ用品を積みっぱなしにしているので、後ろが重く、少し下がり気味になると話しています。道具を常備できる便利さと、荷物を載せたときの車の姿勢。見た目を整えて終わりではなく、使う中で気になることも出てきます。
車内の広さも、頭上の余裕も、荷物を載せたときの重さも、装備を選ぶだけでは決まりません。実際に積んで出かけるからこそ、次に考えたいことが見つかる。使い続けてきたYoheiさんのラングラーには、選んだパーツへの愛着と、まだ調整したいところの両方があります。
CONTINUE THE STORY
道具と一緒に、この一台も育っていく。

テントやタープを屋根に載せ、ペグや水を側面へ。撮影をするときには、リアゲートの天板を下ろす。Yoheiさんのラングラーは、好きな時間を過ごすための道具が、車そのものとつながった一台です。憧れていたパーツを取り付ける楽しみも、使ってから積み方を考え直すことも、その付き合いの一部。キャンプと撮影に出かけるたびに、この車との時間も重なっていきます。
映像と写真について
映像・写真:Kyosuke | VISUAL ROAD STREAMER。「【愛車紹介】最強のキャンプギアに仕上がったJeepラングラーを紹介」(2026年9月6日公開 / 約25分)。写真はこの映像から切り出し、各写真に元の場面へのリンクを付けています。
本文は、公開映像の内容をC/LOG編集部が要約・構成したものです。新たなインタビューではありません。装備の使い方や選んだ理由は、動画内の説明をもとにしています。写真は4K配信映像から選定したもので、撮影時のピントや動体のぼけ、配信圧縮による画質の限界は残ります。
車種・色はJeepのウィリス発表資料、製品情報はBlack Rhino、ヨコハマタイヤ、FURY、RotopaX、AVA GEAR、Garvin、Rhino-Rack、GORDON MILLER、Refinadのシリーズ情報と照合しています。個別パーツの材質、耐荷重、適合品番は推測していません。
固定用マウントとカップホルダーの作り手は、映像の概要欄で紹介されているao_92jjさん。装備と開発中のマットの説明は動画公開時点のもので、現在の販売状況や仕様・適合は各公式案内をご確認ください。

