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CAR LIFE
MAGAZINE

CURRENT102026

LIFESTYLE|人とクルマの暮らし

ラングラーを、自分だけのキャンプギアに。

キャンプも、撮影も。この一台に、好きな時間を積み込んで。

【愛車紹介】最強のキャンプギアに仕上がったJeepラングラーを紹介

港に停まるグレーのJeepラングラー。車体全体と大型タイヤ、屋根と側面の装備が見える

FILM & PHOTOGRAPHY / Kyosuke | VISUAL ROAD STREAMER

00:02の場面 ↗

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テントを載せる屋根。ペグをしまう車体の側面。リアゲートを開けば、カメラを置くテーブルも。Yoheiさんのラングラーには、キャンプと撮影のための工夫が、車の外にも中にも詰まっています。

荷物を運ぶだけでなく、好きな道具を選び、自分の使い方に合わせて車に手を入れる。キャンプと撮影を楽しむYoheiさんは、この一台をどう育ててきたのでしょう。Kyosukeさんの愛車紹介映像をもとに、パーツ選びと日々の使い方をたどります。

01 / WHERE IT ALL BEGAN

始まりは、給油口の小さなカバー。

グレーのラングラーの側面全体。黒いフェンダーとタイヤ、屋根のボックスが見える
屋根、側面、背面タイヤの上へ。収納は車体の外にも広がる。映像:Kyosuke / 00:19の場面 ↗

Yoheiさんの愛車は、2021年式のJeepラングラー アンリミテッド ウィリス。スポーツをベースにした限定モデルで、ボディはスティンググレーです。グレーの車体に黒いエンブレムやフェンダーを合わせた姿は、このウィリスがもともと持つ特徴。カスタムは、その姿を土台に重ねてきたものです。

今の姿からは意外ですが、買ったときはノーマルのまま乗るつもりだったそうです。最初の変更は、給油口のカバー。この車には納車時にカバーがなかったため、オプションを付けるなら、自分が気に入った社外品を選ぼうと考えたといいます。

選んだのは、内部が透けて見えるFURYのカバーでした。黒い枠の内側に給油口がのぞく、小さなパーツです。大きなタイヤや屋根の装備からではなく、給油のたびに触れる場所を、自分の好きな見た目に変えるところから始まりました。

01:52ごろ|ウィリスとスティンググレーの話 ↗
ラングラーの給油口に取り付けた、内部が透けて見える丸いカバー
黒い枠の内側に給油口が透けて見える、FURYのカバー。映像:Kyosuke / 14:49の場面 ↗

そこから少しずつ手を入れ、撮影時点で乗り始めておよそ4年。Yoheiさんが大切にしているのは、ラングラーのもともとの形を残しながらパーツを足すことです。どこまで変えるかだけでなく、どこを残すか。完成形を一度に決めず、気に入ったものを選びながら、今の姿になっていきました。

02 / GRAY & BLACK

色は絞って、造形は楽しむ。

黒い大型タイヤと、ディスク部分をボディと同系色に塗装したホイール
Black RhinoのARSENAL。ディスクの色も、車体のグレーへ寄せている。映像:Kyosuke / 05:20の場面 ↗

足元には、Black Rhinoのホイール「ARSENAL」と、ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR X-MT」。深い溝のタイヤと、面のはっきりしたホイールが目に入ります。Yoheiさんがこのタイヤを選んだ理由のひとつは、その見た目。自分がかっこいいと思える姿であることも、装備選びの大切な基準です。

ホイールのディスク部分は、車体に合わせたグレーへ塗装してもらったそうです。自分で塗装したのは、フォグランプまわりのカバーやフック。全部を同じ色に塗りつぶすのではなく、黒い樹脂やタイヤを残したまま、ところどころにグレーを足しています。

前まわりでは、グリルやバンパーにも変更が加わっています。それでも車全体を眺めると、色数は増えていません。外付けの道具が多い一台だからこそ、グレーと黒という軸が、部品それぞれの形をひとつの姿にまとめています。

04:57ごろ|ホイールとタイヤの紹介 ↗
ドアハンドルに付いた、FURY GRAVITYのロゴと金属的な造形のカバー
ドアを開けるたびに触れる場所にも、好みの造形を。映像:Kyosuke / 08:44の場面 ↗
ラングラーのドア下に沿って伸びる、黒いパイプ状のサイドステップ
ずっと憧れていたステップ。配管のような曲線を選んだ。映像:Kyosuke / 09:22の場面 ↗

ドアハンドルのカバーとサイドステップにも、FURYのパーツを選んでいます。ハンドルには小さな段差やボルトのような意匠があり、黒い面の中に細いラインが通る。Yoheiさんが気に入っているのは、こうした質感や造形です。

ステップは、配管のように曲がったパイプと踏み面を組み合わせた形。Yoheiさんがずっと憧れていて、ようやく取り付けたパーツです。電動で動くものではなく、あえてこの造形を選んだ。乗り降りを支える道具でありながら、横から眺めた車の姿にも、好きな形を加えています。

03 / A PLACE FOR EVERY TOOL

車内に収まらないなら、外にも居場所を。

AVA GEARのロゴが入ったグレーの収納ボックスと、その下のルーフラック
低いルーフラックの上に載せた、AVA GEARの収納ボックス。映像:Kyosuke / 11:40の場面 ↗

大きく見えるラングラーでも、荷室は思ったほど広くない。Yoheiさんはそう話します。家族でキャンプへ行く道具を積むには、車内だけでは足りない。そこで屋根や側面、背面タイヤの上へ、使える場所を少しずつ広げてきました。

屋根の上のAVA GEARの収納ボックスには、テントやタープを入れているそうです。かさばる道具を屋根へ移し、荷室とは別に収納場所を確保する。家族で使うキャンプ道具を積むために、車体の上も活用しています。

ボックスは前後の固定具(クランプ)で留めてあり、ロックを解除すると取り外せます。車輪も付いていて、地面へ下ろした後は転がして移動できるつくりです。屋根に置きっぱなしの箱ではなく、外して運ぶところまで含めた道具。収納する量だけでなく、荷物を扱うときの動きにも工夫があります。

11:36ごろ|ルーフボックスと固定部の紹介 ↗
ラダーに取り付けたRotopaXの収納ボックスを説明するYoheiさんの手
この側面のボックスには、ペグやハンマーを入れる。映像:Kyosuke / 10:20の場面 ↗
反対側のラダーに付いたRotopaXの水タンク。下部の白い蛇口まで見える
同じような形でも、こちらは水用。下の蛇口で手を洗える。映像:Kyosuke / 15:32の場面 ↗

車体側面のはしご(ラダー)には、RotopaXのボックスを固定しています。一方はペグやハンマーを入れる収納。反対側のよく似た形のものは、水タンクです。こちらには下部に蛇口があり、Yoheiさんはキャンプで手を洗うときにも使っています。

形が似たふたつの箱でも、役目はそれぞれ。テントを張る道具と、手洗いに使う水を、車の左右へ分けています。荷室の中にすべてをしまうのではなく、外で使うものを外に置く。車の周囲にも、道具を使うための場所ができています。

ラダーと収納ボックスの間に付いた、WILLYSの文字がある固定用パーツ
ラダーとボックスをつなぐ固定金具(マウント)には、WILLYSの文字。映像:Kyosuke / 10:52の場面 ↗
背面タイヤの上に突き出した、garvinのロゴが入った荷物用ラック
背面タイヤの上にも積載場所を。キャンプではクーラーボックスを載せる。映像:Kyosuke / 14:20の場面 ↗

ボックスを支えるマウントは、Yoheiさんが依頼してつくってもらったものです。作り手は、動画の概要欄で紹介されている「ao_92jj」さん。ラダーと収納をつなぐ小さな部品まで、このウィリスのために選んでいます。市販の道具を組み合わせるだけでなく、自分の車に合わせて製作を頼む楽しみもあります。

背面タイヤの上にはGarvinのトレイルラックが張り出しています。キャンプではクーラーボックスを載せ、バンドで固定するそうです。リアゲートと一緒に動くので、ラックを付けたままゲートを開けられます。荷室で場所を取るクーラーボックスにも、車の外に積み場所を確保しています。

車体の側面上部に沿って取り付けた、収納状態のオーニングと後部のラック
側面上部の長いケースに、車用の日よけ「Batwing」を収納。映像:Kyosuke / 16:00の場面 ↗

側面上部の長いケースには、車に取り付ける日よけ(オーニング)が収まっています。Rhino-Rackの「Batwing」で、車の後ろ側まで広げるタイプ。Yoheiさんはキャンプのたびに使っているそうです。使わないときは細長くしまい、停車先では車のそばに日陰をつくる。収納だけでなく、過ごす場所も車の外へ広がります。

04 / A WORKBENCH FOR THE CAMERA

荷室の横に、カメラの作業台を。

リアゲート内側から下ろした、金属の折りたたみテーブルの天板
カメラや交換レンズを置くための、小さな作業台。映像:Kyosuke / 17:28の場面 ↗

リアゲートを横に開くと、その内側から天板を下ろせます。ここに付けた折りたたみテーブルは、キャンプだけでなく、撮影のためのもの。Yoheiさんは、カメラを置いたり、レンズを交換したりするときに便利だと話しています。

撮影中にカメラをいったん置きたい。レンズを替えるために手を空けたい。そのたびに地面へ置いたり、三脚を組み立てたりしなくても、この天板が置き場所になります。撮影者のKyosukeさんも、そうした使い方に触れています。キャンプ用品を積む荷室のすぐ隣に、撮影のための作業場所をつくっています。

このテーブルは、ネットで探して取り付けたものだそうです。装着時には、ゲートの内側へ穴を開けて固定しています。普段はたたんでおき、使うときだけ天板を下ろす。大きな机を別に持ち出すのではなく、いつも乗っている車の一部を、撮影の道具に変えています。

17:02ごろ|テーブルを開いて使い方を紹介 ↗
リアゲートの折りたたみテーブルを開くYoheiさんと、その左にある荷室
ゲートを横に開き、内側の天板を下ろす。停車先に作業場所ができる。映像:Kyosuke / 17:06の場面 ↗
荷室の床や棚にボックスやキャンプ道具を積み込んだラングラー
ベッドやチェアは積んだまま。荷室の空間を細かく使っている。映像:Kyosuke / 18:40の場面 ↗

荷室には、ベッドやチェア、ボックス類を積んだままにしています。キャンプのたびに全部を入れ直すのではなく、ふだんから道具が載っている。棚や床の間にも荷物が入り、外の収納と合わせて、限られた空間を細かく使っています。

この荷室に合わせたトランクマットも、カーショップコネクトと一緒に製作を進めていたもの。2026年9月6日の動画公開時点では、まだ開発途中と紹介されています。パーツを選んで取り付けるだけでなく、日々使う車をもとに、新しい道具をつくることにも関わっています。ここでは、その時点の製作の様子として紹介します。

05 / THE VIEW THROUGH THE DOOR

乗り込む瞬間にも、好きなデザインを。

開いた運転席ドアから見た、黒いシート中央と側面のネイティブ柄
開いた運転席のドア越しに、座面の横のネイティブ柄がのぞく。映像:Kyosuke / 19:15の場面 ↗

ドアを開けると、黒いシートカバーの側面にグレー系のネイティブ柄が見えます。装着しているのはRefinad(レフィナード)の「ヘリテージフィールド」。ベースの色は、Yoheiさんが紹介しているストーンブラックです。

シリーズは、無地のヘリテージレザーをセンターに、カチナ生地のネイティブパターンをサイドに組み合わせたもの。Yoheiさんが気に入っているのは、柄が中央ではなく、側面に来る配置です。ドアを開けた瞬間に柄が目に入ることを、座面の横を指しながら話します。

座る面は無地のまま、横から眺めると柄が現れる。外装のように色をそろえるだけでなく、柄を見せる位置を選ぶのが、この車内の楽しみ方です。運転席へ乗り込む、その短い時間にも好きなデザインを置く。移動中だけではない、車との付き合い方が表れています。

19:04ごろ|シートカバーと柄の配置の話 ↗
シートの座面と側面を近くから見た、黒い中央部分とグレー系のネイティブ柄
ストーンブラックの無地とカチナ生地を、近くから見比べる。映像:Kyosuke / 19:23の場面 ↗
ダッシュボード上のバーと、それに取り付けた小型カメラや固定用クランプ
クランプを使えるバーを、カメラやスマートフォンの固定場所に。映像:Kyosuke / 19:56の場面 ↗

ダッシュボード上には、カメラやスマートフォンを取り付けるためのバーがあります。クランプを使える場所をつくり、小型カメラなどを固定する。リアゲートの作業台だけでなく、車内にも撮影をする人らしい工夫が続きます。

車内には、両面テープで取り付けた社外パネルもあります。グレーになっている部分には、Yoheiさん自身で塗装した箇所も。ステアリングにはカバーを加えています。ダッシュボードの小さな部品や手元に触れる場所まで、一度に変えるのではなく、少しずつ自分の好みに合わせています。

エアコン吹き出し口付近に付いた、七本のスリットがある削り出しのカップホルダー
カップホルダーにもJeepらしい七本のスリット。側面マウントと同じ作り手へ依頼。映像:Kyosuke / 22:00の場面 ↗

カップホルダーには、Jeepのグリルを思わせる七本のスリット。これも、側面のマウントと同じ作り手へ依頼したものだそうです。削り出しの形と、車に合わせた小さな意匠。飲み物を置くための部品にも、自分の車として楽しめる部分を残しています。

06 / LIVING WITH THE GEAR

積んで、使って。便利さの先も見えてくる。

前席の背面に取り付けた複数のポケットに、ボトルや小物を収納した車内
大きな道具は荷室へ。小物はシート背面に分けてしまう。映像:Kyosuke / 21:10の場面 ↗

前席の背面には、GORDON MILLERのポケットを取り付け、小物やボトルを収納しています。大きな道具は荷室や車外へ、小さなものは座席の近くへ。どこに何をしまうかを分ける工夫は、車内でも同じです。

天井近くにもネットを張って荷物を収めています。ただし、収納が増えれば、頭上の空間はその分少なくなる。Yoheiさん自身も、荷物を入れた状態での狭さに触れています。荷物のために使える場所を増やす一方で、後席に座る人の余裕も考えたい。収納と居心地の兼ね合いが出てくる場所です。

後ろの見え方にも変化があります。道具を積むと後方を見通しにくくなるため、デジタルインナーミラーで対応しているそうです。荷物を載せる場所が決まったら、乗ったときの視界はどうなるか。収納の追加に合わせて、車内の装備も調整してきました。

20:56ごろ|後席の収納と天井ネットの紹介 ↗
後席の天井近くに取り付けたネットと、その中に収めた荷物
後席の天井近くに張ったネット。頭上にも荷物が収まっている。映像:Kyosuke / 21:36の場面 ↗
屋根と側面、背面タイヤまわりに装備を積んだラングラーの横姿
装備を載せた横姿。積んだまま使う便利さと、重さの悩みは隣り合わせ。映像:Kyosuke / 16:22の場面 ↗

車の外では、重さも悩みのひとつ。Yoheiさんは、キャンプ用品を積みっぱなしにしているので、後ろが重く、少し下がり気味になると話しています。道具を常備できる便利さと、荷物を載せたときの車の姿勢。見た目を整えて終わりではなく、使う中で気になることも出てきます。

車内の広さも、頭上の余裕も、荷物を載せたときの重さも、装備を選ぶだけでは決まりません。実際に積んで出かけるからこそ、次に考えたいことが見つかる。使い続けてきたYoheiさんのラングラーには、選んだパーツへの愛着と、まだ調整したいところの両方があります。

CONTINUE THE STORY

道具と一緒に、この一台も育っていく。

港に停めたラングラーの前で、Yoheiさんと撮影者のKyosukeさんが話す様子
一周して見えてくるのは、パーツの数より、使う人の好みと工夫。映像:Kyosuke / 24:04の場面 ↗

テントやタープを屋根に載せ、ペグや水を側面へ。撮影をするときには、リアゲートの天板を下ろす。Yoheiさんのラングラーは、好きな時間を過ごすための道具が、車そのものとつながった一台です。憧れていたパーツを取り付ける楽しみも、使ってから積み方を考え直すことも、その付き合いの一部。キャンプと撮影に出かけるたびに、この車との時間も重なっていきます。

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映像と写真について

映像・写真:Kyosuke | VISUAL ROAD STREAMER。「【愛車紹介】最強のキャンプギアに仕上がったJeepラングラーを紹介」(2026年9月6日公開 / 約25分)。写真はこの映像から切り出し、各写真に元の場面へのリンクを付けています。

本文は、公開映像の内容をC/LOG編集部が要約・構成したものです。新たなインタビューではありません。装備の使い方や選んだ理由は、動画内の説明をもとにしています。写真は4K配信映像から選定したもので、撮影時のピントや動体のぼけ、配信圧縮による画質の限界は残ります。

車種・色はJeepのウィリス発表資料、製品情報はBlack Rhino、ヨコハマタイヤ、FURY、RotopaX、AVA GEAR、Garvin、Rhino-Rack、GORDON MILLER、Refinadのシリーズ情報と照合しています。個別パーツの材質、耐荷重、適合品番は推測していません。

固定用マウントとカップホルダーの作り手は、映像の概要欄で紹介されているao_92jjさん。装備と開発中のマットの説明は動画公開時点のもので、現在の販売状況や仕様・適合は各公式案内をご確認ください。